こんにちは。CORUNUM交流会チームです。先日、SOMPOケア そんぽの家葛西にて初の世代交流会を行いました。毎度恒例ですが、このブログでもイベントの盛り上がりをお伝えできればと思います!今回は,懐しさのある紙飛行機での世代交流がメインでした!
今回実施した企画は、①名札作り、②カプセルトーキング、③紙飛行機でした!
順番に内容や参加者様の様子を企画ごとに書いていきますね!紙飛行機でのゲームは特に盛り上がったと思います!
①名札を作って自己紹介しよう
内容:
名札作りでは、用紙に各々名前を書いて、周りを思い思いにペンやシールを使ってデコレーションしていくといったことを実施しました。
様子:
CORUNUMでは、初施設において、コミュニケーションを取りやすくするため、お互いの名前がわかりやすくなる名札を作ることが多いです。今回のイベントでも、名札作りを行い、コミュニケーションのきっかけを作ることができました。
イベント参加に抵抗感のある方もいらっしゃいましたが、文字の色やシールを選んでもらう中で、徐々にやり取りすることができました。様々な色の使い方、全体的なバランス、選ぶシール、配置,密度で、バリエーションに富んだ名札が出来上がり、個々人の特性も少し窺えました!
②カプセルトーキングでもっと話そう!
内容:
カプセルトーキングでは、まず、ブラックBoxに入ったカプセルを取り出します。そして、中に入ったお題をグループ内で、話すといった名前通りの流れで行いました。
様子:
イベントに参加されたお子様は、果敢にブラックBoxからカプセルを引いてくれました!グループ内でも、お子様が突撃インタビューにやってくるのを、期待しながら、ランダムに決まるお題について、順番にお話しています。シールやスライドのイラストを指差して、話題を広げる中で、少しずつお互いの会話量が増えました。
学生と高齢の方とで世代交流がさらに派生して、昔の話を楽しそうに話す方々もいらっしゃいました。盛り上がっている様子で、つぎの企画に移行するのが惜しかったですね!
③紙飛行機でゲーム!
内容:
この企画は、紙飛行機でゲームを行うというものでした。選べる3種の飛行機の中から作りたいものを選んでもらい、作成し、実際に紙コップタワーに向かって飛ばして遊ぶというものでした。
様子:
選べる3種の紙飛行機には「先折れ飛行機」「ジェット飛行機」「輪っか飛行機」がありますが、見たところ「ジェット飛行機」が人気だったように思います。先端がひし形みたいなところがかっこ良かったのではないでしょうか。紙飛行機の折り方や遠くに勢い良く飛ばす方法について、お互いに教え合っている方が多い様子でした。
意外と頑丈な紙コップタワーを倒すのが大変で、紙飛行機の種類を変えてみたり、テープを先につけて錘にしてみたり、輪っか飛行機の輪っか部分を広げてみたり、紙を二重で折ってみたり,飛ばすフォームについて考えたり,,,色々な発想がありました!いよいよ紙コップタワーを崩した時には、拍手喝采です!!紙飛行機でゲームを行い,世代交流は成功したのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
経験豊富な高齢者との関わりは,家族,会社,学校などでは,なかなか経験しないものだと思います(家族について,総務省統計局『国勢調査報告』(2024)によると核家族世帯が54.1%,単独世帯が38.0%であり,少なくとも92.1%が3世代世帯ではありません)。
内閣府の令和3年の調査によると,
「若い世代との交流機会があった場合にどうしますか」という質問に対し,高齢者向け住宅・施設にお住まいの方に限定すると,
16.7%の人が「積極的に参加したい」
37.5%の人が「できる限り参加したい」と回答しています。
しかし,「若い世代との交流機会への参加状況」について
「あまり参加していない」が16.7%,
「全く参加していない」が58.3%となっています。
そして,世代間の交流を促進するために必要なことについては
全体的に「交流機会の設定」が40.2%と最も高いです。
そんぽの家葛西では、子ども、学生、高齢の方といった幅広い年代の人々が集い、世代交流の機会を作ることに携われました。
今回の活動以外でもCORUNUM交流会チームでは、そんぽの家といった介護付きホーム・ サービス付き高齢者向け住宅だけでなく,療育施設,児童福祉施設,就労支援施設など色々な場所で、高齢者,子ども,マイノリティ,学生など紙飛行機でのゲームのみならず,さまざまなきっかけを作り,様々な人々同士の関わりを広げています。
こうした活動に興味を持たれた方は、CORUNUM交流会チームへの応援、加入、世代交流への参加など、ぜひよろしくお願いします。
出典
総務省統計局『国勢調査報告』による人口統計集(2024):