こんにちは!学生団体CORUNUMの展覧会チームです🖼️🎨
先日5月25日、26日に行われたエシカルエキスポ2024に出展させていただきました!
エシカルエキスポとは、持続可能な社会を目指す様々な人々、学生団体、起業家、クリエイター、企業が集まり、出展したり講演会を行ったりする複合型のフェスティバルです!
CORUNUMからは展覧会チームがマイノリティーアートの展示を、交流会チームが中央大学とコラボしたワークショップを行いました。
今回のブログでは、エシカルエキスポ2024の展示に参加されたアーティスト様の一人、おぎわらひであき様をご紹介したいと思います!!
1.エシカルエキスポ2024展示作品紹介
まず、エシカルエキスポ2024に展示させていただいた作品をご紹介します。
作品名:花でうめつくす
制作年:2023
サイズ:24×33
支持体/素材:布キャンバス、アクリル絵の具、クレヨン
いかがですか!ミツバチの羽が繊細に羽ばたく様子がよく表現されていて、とっても華やかな作品ですよね!!
ミツバチの体のふわふわとした質感と花びらの質感のコントラストが素晴らしいです!!
繊細なタッチの中にミツバチの力強さが感じられて、落ち込んだ時もパワーをもらえそうですね✨
展覧会の準備を進めていく中でこの作品はオンライン上で何度も目にしていましたが、実物の作品を見ると細かい彩色の感じが全く違って、絵の具の厚みや実際に額縁に入っている絵から感じられる印象も、全く別の作品を見ているようで本当に感動しました。
真ん中に大きく描かれたミツバチが特に印象的ですよね!オレンジや黄色が多くほどこされた絵からはパワーや元気をたくさんもらえました。
2.アーティスト様からのメッセージ
ここで、展覧会を訪れてくださったおぎわらひであき様にアンケートをしましたので、ご紹介させていただきます!
Q.制作時に意識していたこと、気を付けていたことは?
A.カラフルにしたい!
Q.作品の色使いや陰影のこだわりは?
A.とにかくいろんな色を使う!
Q.作品を通して伝えたいことは?
A.世界を花でいっぱいにするミツバチをみんな好きになって!
絵を描き始めたきっかけについては、特別なメッセージをいただきました。
「自閉症スペクトラムで生まれたぼくは、3歳になっても言葉をしゃべれなかったんだ。
だから画家をしていた母が、ぼくに絵をおしえたんだよ。
もしかしたら、ぼくは一生しゃべれないかもしれないって思っていたんだって。
でもお絵描きをはじめてからぼくはしゃべれるようになった。
たくさんお友だちができて、絵で表彰状もたくさんもらえて、5歳で開いた個展では絵が完売だった。
絵はぼくの魔法なんだよ。
ひであき」
自閉症スペクトラムとは、臨機応変な対外関係が苦手で自分の関心、やり方、ペースの維持を最優先させたいという本能的志向が強いことを特徴とする発達障害の一種です。
おぎわらひであき様が3歳から8歳となる現在までに制作された作品は100点以上にのぼり、中村キース・ヘリング美術館のシミック賞を含む計13の絵画賞を受賞されています。
おぎわらひであき様の作品制作の様子は、InstagramやYouTubeで見ることができます!
下のリンクからぜひご覧になってみてください!👀
おぎわらひであき様はエシカルエキスポにもご来場くださいました!
下の写真はその時のお写真です!
恥ずかしがっているのかコミカルな表情をしたり顔を隠したりと、終始私たちを明るく楽しませてくださるとっても愛らしい方でした!!🤭
CORUNUMの展覧会チーム一同とってもいやされました!!
おぎわらひであき様からは差し入れもいただきました!!
チーム一同感激いたしました!!!誠にありがとうございます!!!
機会があればまたお会いしたいです!
遠い中お越しくださって本当にありがとうございました!
3.エシカルエキスポを振り返って
最後に、展覧会チームとして今回のエシカルエキスポを振り返りたいと思います。
今回は初の試みとして、来てくださったお客様に実際に作品をご覧になった感想をメッセージカードに書いていただき、それぞれのアーティスト様にそのカードを集めて郵送させていただくというものを行いました。
書いていただいたメッセージはどれもあたたかいものばかりで、絵を描く人と絵を見る人を繋ぐ活動ができたことへの感動で胸がいっぱいになりました。
展覧会チームとしても、CORUNUMの目標である「アートを通じてコミュニケーションをとる」ということが体現されたようで、CORUNUMで活動していて本当に良かったと改めて感じることができました。
普段なかなか美術館に行かないという人にもアーティスト様にメッセージを届けるという目的で絵を楽しんでいただけたのではないかなと感じています。
エシカルエキスポに向けての準備の中では色々と困難なことがあったり、急遽変更しなくてはならない事があったりと決して簡単な道のりではありませんでしたが、メンバー全員が一生懸命に活動をして、どうにか無事に出展することができました。
展覧会を開いて本当に良かったと心から思いました!
これからも今回のような展覧会の機会を増やしていきたいです!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
これからも精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします!