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障害者支援施設でのボランティア~すわ緑風園緑塾~

更新日:9月5日

こんにちは!学生団体CORUNUM交流会チームに所属している吉浦璃子です!



江東区議会議員の間庭尚之さんにご紹介いただいた障がい者支援施設すわ緑風園にて、「緑塾」というボランティア活動に参加してきました!


ここでコルナムの交流会について簡単に説明させていただきます!


NPO法人CORUNUM(コルナム)及び学生団体CORUNUMでは国内外から様々な大学、高校の学生が集まり、 共生社会や持続可能な社会について考え、様々な企画やイベントを立ち上げています。

少子高齢化が進む現代社会において、交流会では地域の中での多世代交流を深めていくことを大切にしています。

各個人が全ての人がお互いを認め合う、個性を発揮し、力を重ね合う…そんな共生社会、持続可能な社会の構築を目指します。


緑塾について詳しく知りたい場合は、下をクリック!




今回は、活動について以下の通りにレポートしたいと思います!






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1.すわ緑風園について


すわ緑風園は埼玉県和光市にある障がい者支援施設で、入居者の方々の生活介護のほか、クラブ活動や行事などを通して様々な文化・運動的交流に取り組んでいます。


また、間庭 尚之さんは、すわ緑風園で月例開催されるボランティア活動「緑塾」を約30年前から行っています。緑塾では入居者の皆さんとボランティア参加者が交流し、お絵描きや歌、紙芝居などを通して楽しくコミュニケーションを図っています。


多世代交流のイメージ画


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2.ボランティア活動の概要


今回のボランティアには間庭さんや緑塾の活動メンバーの皆さんのほか、私を含めた4人のCORUNUMメンバーが参加しました。



活動内では、入居者の皆さんが座っているテーブルそれぞれに私たちが参加し、クレヨンや色鉛筆など、色々な文房具を使って一緒にお絵描きを楽しみました!

最後には、リコーダー演奏と紙芝居で、最後まで楽しく充実した会となりました。


ボランティア活動の概要


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3.初めてのボランティア


私は普段留学しているのでオンラインで活動をしているのですが、夏休みで日本に帰国したことで、初めての対面イベントに参加することができました。



実際にボランティアに参加して1番印象的だったのは、関わっている全ての方々の温かさ親しみやすさです!


ボランティア 雰囲気

初めはどう立ち回れば良いのか分からないところもありましたが、緑塾の皆さんやCORUNUMの他のメンバーの皆さんが色々親切に教えてくれたり、上手に会を盛り上げる姿を見せてくれたりして、終わった頃には打ち解けることができました。



入居者の方々も積極的にコミュニケーションを取ってくださったり、色々な絵や文字を書いてくださったりして、とても明るく楽しい交流ができました。



天気はあいにくの雨でしたが、どんよりさが吹き飛ぶようなポジティブなエネルギーをもらいました!また、長年すわ緑風園に通っている緑塾の皆さんが、入居者の皆さんとお友達のように親密でカジュアルな関係を築いていたのが素敵で、印象に残りました。


ボランティア活動のイメージ画

私はお絵描きの時間中2つのテーブルに参加し、主に計4人の入居者の方々と交流をしました。



1つ目のテーブルでは、私が初めてで緊張していたこともあり、部屋中にあるものや机上の自由帳など、入居者の方々が見ている先を追っているばかりでした。



そんな中、一緒に座っていた先輩メンバーが積極的に質問を投げかけたり、色を塗る提案したりして、私もこんなふうに能動的にコミュニケーションを生めば良いのだと学ばせてもらいました。



また、入居者さんのことをよく知っている緑塾の方も、乗り物カードを使うように提案してくださったりして、そのような様々なことがあって最終的にテーブルが盛り上がることができました!


多世代交流


2つ目のテーブルでは、入居者の方々が積極的にコミュニケーションを取ってくださりました。文字がとても上手な方が、自身の名前を漢字で沢山書いて見せてくれました。



その他にも、自由帳に私の名前をひらがなで書いたらそれを真似して書いてくれたり、丸や三角形などの図形、猫やクマなどの動物、人を描いてくださり、自由帳がとてもにぎやかになりました。



一緒に絵を描き、描いたものを通して新しい会話が生まれていっていたので、CORUNUMのメイン要素でもある「アート」の力の偉大さを感じることができました。



もう1人の方は線を書くのが好きで、波線や円、カクカク線や直線などで自由帳を埋めていました。よくお話を聞いているとそれも意味を成していたりして、多様な形で成立して意味を届けることができるのがアートの素敵なところだと思いました。



また、その方も、私たちが薄い色のクーピーで丸や三角形などの図形を書くとなぞってくれたので、一緒に図形描きも楽しむことができました。この方法も、先輩メンバーが思い付いて始めていたものです。


レクのイメージ画像


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4.ボランティアを通しての学び


様々な個性を持った方、それぞれに合ったコミュニケーション方法を発見していく姿に、人との繋がりの作り方は無限にあると感じました。



複雑な言葉で会話をしなくても、一緒に絵を描いたり、リコーダーを聴いて歌を歌ったり、紙芝居で笑ったりして、あっという間に時間が過ぎていきました。



今後は、このボランティアに限らず様々な人と交流していきたいです。文化の壁がある外国人の方や、世代が離れている方、さらには普段一緒にいる知人など…。

 


同じものを見たり聞いたり作ったりすることで共通点を作り、充実した繋がりが生まれ、より親睦を深めていけそうだと感じました。



いつも人と関わる時、同じようなコミュニケーションになりがちでしたが、これからは、フレッシュな気持ちで、それこそアートなどの新しい媒体を通した絆を築いてみたいと思います!



そんなふうに日常に活かせる発見もあり、とても充実したボランティア経験となりました。また参加したいです!



最後までお読みいただきありがとうございました。


人とのつながり イメージ図

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今後も多世代交流会を通して、共生社会を目的とし、子供から高齢者までみんなが楽しめるユーモアがあふれる企画を開催していきます‼




さて、ここからは今後の交流会開催情報です。

お近くの方は是非いらしてください!!

最新情報はInstagram公式ホームページのチェックをお願いします!




・8月2日(金)そんぽケアラヴィーレ川崎(8/24に変更の可能性あり)

・8月6日(火) たいとう倶楽部


日程未定

・8月 そんぽケアラヴィーレ仙川

・9月下旬 新宿こども祭り




また、CORUNUMに多世代交流会を開催してほしい施設様・企業様を募集しています!

もし希望される場合は以下のお問合せページよりお問い合わせください!



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